『ゴールデン・スランバー』

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子ども二人をお風呂に入れてララガーデンへ出かけた。
たまたま時間が合った、中村義洋監督・堺雅人主演『ゴールデン・スランバー』(2010 東宝)を観た。
何の予備知識もなしに観たのだが、首相暗殺の疑いで仙台の町を逃げ回る宅配業の独身男性役を演じた堺雅人氏の熱演が光っていた。銃撃シーンや警察の追跡などハチャメチャなのだが、かつての友情をどこまでも信頼する学生時代の仲間や同僚たちの、逃亡する主人公を支える姿がとても生き生きとしていた。スクリーンを観ながら、登場人物たちの救助活動を応援している自分にふと気づく瞬間が何度もあった。
排水溝を逃げ回るシーンなど、ヴィクトル・ユゴーの『レ・ミゼラブル』を彷彿させる。

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