『イヌ・ネコ・ネズミ』

戸川幸夫『イヌ・ネコ・ネズミ:彼らはヒトとどう暮らしてきたか』(中公新書,1991)をパラパラと読む。
著者は動物の専門家ではなく、毎日新聞の記者出身で、『高安犬物語』という作品で直木賞も受賞している小説家である。また、ウィキペディアには「動物に関する正しい観察・知識を元にして動物文学を確立させ、日本においては椋鳩十と並ぶ第一人者」と紹介されている。

富山市科学博物館のホームページによると、ネズミやリスの仲間である囓歯目(げっしもく)とよばれる動物の仲間は、現在までに世界中に2300種以上(2022年現在)が知られている。現在、学名がついている哺乳類仲間が約6500種(2022年現在)なので、哺乳類の40%ほどを占めるそうだ。

これだけ人間に馴染みのあるイヌやネコ、世界で一番種類の多いネズミであるが、その習性や行動、認知能力はまだまだ分からないことが多いのである。