『カレンダー日本の天気』

高橋浩一郎『カレンダー日本の天気』(岩波ジュニア新書,1982)を少しだけ読む。
今年は異常な暑さで、9月20日まで猛暑日が続いた。やっとこの2、3日は冷房を使わずに過ごすことができるようになった。ふと思い立って手に取ってみた。
著者は旧制東京高等学校を経て、東京帝国大学理学部物理学科卒業し、中央気象台に入り、気象庁の長官まで務めた気象の専門家である。1年365日の天気について、過去の気象データを参考にしつつ、エッセー風にまとめている。

8月8日は立秋で、暦の上ではこれから秋となる。一年で一番暑い頃なので秋という感じはしないが、平均的には気温は上昇から下降に変わっていく日となっている。
8月23日は暑さがそろそろ隠れようという意味の24節気の”処暑”。残暑がいくぶん下がり始めてくる。
9月23日は秋分の日で、太陽の黄経180度になる日で、昼と夜の長さがほぼ等しくなる。正確には昼の方が14分ほど長く、等しくなるのは3日後くらい後である。

にしても、今年は秋分の日まで真夏が続いたのである。今夜も頭痛がするが、どうも身体の調子が悪い。