『舗装と下水道の文化』

岡並木『舗装と下水道の文化』(論創社,1985)をパラパラと読む。
タイトルの通り、舗装道路の問題点と世界の下水道の歴史がまとめられている。
著者は交通問題や都市問題を担当されている朝日新聞の編集委員であり、大学の研究者ではないのだが、研究論文なみの内容となっている。パラパラと目を通しただけだが、日本は江戸時代に完璧なまでに下水のリサイクルをしていたので、欧米の真似をして下水道を通したことが果たして正解だったのか。著者は疑問を投げかける。