『宇宙の誕生』

二宮正夫『宇宙の誕生』(岩波ジュニア新書 1996)をパラパラと読む。
著者は京都大学理学部物理学科を卒業し、湯川秀樹が創設した京都大学基礎物理学研究所で教授を務めた、本家本丸の人物である。原子の仕組みから、素粒子、量子力学、相対性理論、ビッグバンへと、ミクロな世界と宇宙が繋がっている不思議な世界について、一つ一つ丁寧に説明している。