北杜夫『ドクトルマンボウ途中下車』(中央公論社 1966)を読む。
今から50年以上前のエッセーで、開通したばかりの新幹線に乗った体験や、日本復帰前の沖縄旅行、戦前の信州登山など、ド昭和な時代を感じる内容が多かった。ただ、1966年当時でさえ、高速道路や観光施設など、最近の便利な世の中に対する恨み節が多く、戦後の20年の変化と21世紀に入ってからの20年の変化の違いに驚く。果たして現在は成長しているのか、衰退しているのか。
北杜夫『ドクトルマンボウ途中下車』(中央公論社 1966)を読む。
今から50年以上前のエッセーで、開通したばかりの新幹線に乗った体験や、日本復帰前の沖縄旅行、戦前の信州登山など、ド昭和な時代を感じる内容が多かった。ただ、1966年当時でさえ、高速道路や観光施設など、最近の便利な世の中に対する恨み節が多く、戦後の20年の変化と21世紀に入ってからの20年の変化の違いに驚く。果たして現在は成長しているのか、衰退しているのか。