『宇宙のはてで銀河に会いたい』

谷口義明『宇宙のはてで銀河に会いたい』(丸善 1992)を読む。
写真中心の大判のフォトブックである。太陽と同じ大きさか、太陽の4倍程度までの大きさの恒星は、内部の水素爆発が尽きると、やがて超新星爆発を引き起こす。その際に分子雲が誕生し、その分子雲の中心部がつぶされて、少なくとも1万近い星団が一斉に誕生する。そうした現象をスターバースト・シンドロームと呼び、その一連の流れについて分かりやすく説明されている。