本日の東京新聞夕刊に、双葉町が主催していた成人式が中止となったとの記事が掲載されていた。双葉町といってもピンと来ない高校生も多いであろう。2011年の福島第一原発事故で、原発があった大熊町と双葉町(1号機から4号機が大熊町、5号機と6号機は双葉町)は、2年前まで全町民が町外での避難生活を続けていた。両町のホームページをみると、大熊町
2年ほど前から一部地域で避難指示解除が出され、町民が戻り始めているのだが、大熊町で1000人、双葉町で100人ほどだそうだ。
昨年の夏に両町を自転車で走ったのだが、国道のみ通行可能で、周囲は全て柵で閉ざされ、侵入禁止区域となっていた。
原発事故から13年経ち、今年二十歳になる若者は小学校から避難地域で生活しているのだ。記事にもある通り、居住地主催の式に出席するのは当然の流れであろう。何か寂しい気もするが、