『ロード買うなら業界一の自転車バカに訊け!』

菊池武洋『ロード買うなら業界一の自転車バカに訊け!』(小学館 2010)を読む。
著者は1000台を超える自転車に乗り、雑誌にロードバイクのインプレッションを書いている自転車ジャーナリストである。

ビアンキ・クロモリ・カンパ・チューブラー以外を否定するエンゾ早川さんと異なり、それぞれのメーカーに長所や個性があり、正解はそれぞれだという立場である。カーボン、アルミ、クロモリと素材は色々だが、工法や大きさで乗り味は大きく変わるので、一概決めつけてはいけない。また、チューブラーは管理が面倒なので、手間が要らず種類の豊富なクリンチャーが良い。また、イタズラに社外品に走ることなく、トータルのバランスを考えると純正品が良い。