本日の東京新聞朝刊より。
本日の授業で紹介したシリア北西部のイドリア県に関する記事である。イドリア県は内戦が続くアサド独裁政権に対する反政府派が支配する地域である。同じスンナ派のトルコとも関係が深い。そのため、アサド政権の軍隊が執拗に軍事攻撃を仕掛ける地域として知られる。記事によると、シリア政府は外国の救助隊の入国を認めず、イドリア県の被災住民が孤立するように画策しているとのこと。トルコとの国境付近から入国して救援活動を行うという手もあるが、ここは日本も率先して、正式な外交ルートを経て、シリア政府の協力を得て救援活動を行うべきである。