本日の東京新聞朝刊に、G7の一角を占めるカナダが米国に足並みを揃え、インド太平洋地域で軍事的プレゼンスを高め、対中国圧力を強化する戦略を発表したとの記事が掲載されていた。日本と同様に、米軍の後方支援や人道支援などで協調体制を築き、米軍との一体化を目指すことが国益に叶うと判断したのであろう。
地図帳で見るとカナダは米国よりもわずかに大きく、世界第2位の998.5万平方キロメートルの国土面積を誇る。しかし、人口は米国の約10分の1、約3,699万人にすぎない。米国の51番目の州を任じているのであろうか。気候変動問題やウイグル自治区での人権問題など、バイデン政権の主張そのままである。