「アフリカ投資が熱い!」

本日の東京新聞朝刊に、人口14億人を抱え、これからも人口が増えていくアフリカ市場に世界中が注目しているとの記事が掲載されていた。アフリカは多産を奨励するイスラム教国も多く、エジプトやナイジェリア、タンザニア、コンゴ民主共和国などで高い出生率が続いている。2020年の統計ではエチオピアの人口が1億1400万人、エジプトの人口が1億200万人、コンゴ民主共和国が8900万人となっている。世界人口第11位の日本が抜かれるのはこの数年か。

地理の授業でも、アフリカの安全な水の確保や栄養不足、経済基盤の遅れなどを扱っていくが、未来志向的な明るい話と現状の悲惨な状況の2つの側面を意識したいと思う。記事にもある通り、確かに投資の対象としては魅力あふれる大陸である。一方、西アフリカを中心に、テロや飢饉、伝染病などでバタバタと子供が亡くなっていく現実もある。授業担当者として、その両面のバランスに注意したい。