庄司力偉『堆積学』(朝倉書店 1971)をパラパラと読む。
堆積学とは何ぞやと思い手に取ってみた。著者自身も地層学ではなく、堆積学の定義付けから論を始めている。地層というと、現在という時間における土の層に限定されてしまい、全体が見えにくくなってしまう。堆積学は物理学や化学、生物学の観点から、風化・浸食・運搬・沈積を繰り返した結果の地層だけでなく、岩石や鉱物を含めた生成過程全般を扱う総合的な学問である。
庄司力偉『堆積学』(朝倉書店 1971)をパラパラと読む。
堆積学とは何ぞやと思い手に取ってみた。著者自身も地層学ではなく、堆積学の定義付けから論を始めている。地層というと、現在という時間における土の層に限定されてしまい、全体が見えにくくなってしまう。堆積学は物理学や化学、生物学の観点から、風化・浸食・運搬・沈積を繰り返した結果の地層だけでなく、岩石や鉱物を含めた生成過程全般を扱う総合的な学問である。