『玉砕の戦場』

『図説|玉砕の戦場:太平洋戦争の戦場』(河出書房新社 2004)をパラパラと読む。
1942年のガダルカナル島での攻防から1945年の硫黄島での全滅まで、当時の日本の新聞記事や米軍の従軍記者による記録写真などで振り返る。サイパン島の海岸に転がる日本兵の死体の山を見るに、一度動き出した物事を止めることができない、日本の右へならえ主義が垣間見える。