『貴賓室の怪人』

内田康夫『貴賓室の怪人:「飛鳥」編』(角川書店 2000)を読む。
実在するクルーズ船「飛鳥Ⅱ」を舞台にした殺人事件である。ただし、ミステリーよりも、豪華クルーズの紹介がメインであり、スイートルーム客の大半が犯人であったという陳腐なモチーフで、ドタバタと話は終了していく。