『自転車ぎこぎこ』

伊藤礼『自転車ぎこぎこ』(平凡社 2009)を読む。
著者は小説家・文芸評論家伊藤整を父に持ち、広告代理店勤務を経た後に日本大学芸術学部の教授を務めたである。
そうした華々しい経歴を持つ著者が、65歳の定年間近に自転車にハマり、そこから8年余り東京都心やら房州、笹子峠、渥美半島から知多半島、山陰など、あちこちを駆け回るドタバタ旅行記がまとめられている。
80歳近くになっても、自転車での冒険魂を忘れない著者に共感を感じた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください