岩垣顕『歩いて楽しむ 江戸東京旧街道めぐり』(街と暮らし社 2005)をぱらぱらと読む。
東京都区内にあった東海道、中原街道、大山街道、甲州街道、中山道、川越街道、岩槻街道、日光街道の8つの旧街道で、国道や主要道から外れてしまった街道の痕跡を訪ねるというのんびりとした企画の本である。そうした旧街道には、寺社や道標、地蔵が点在し、通りには古い商家などの往時の佇まいを残っている。車優先で通行人には冷たい現在の国道と違って、温かみのある風景が広がっている。
『歩いて楽しむ 江戸東京旧街道めぐり』
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