『明治10年からの大学ノート』

二松学舎小史編集委員会『明治10年からの大学ノート:二松学舎のあゆみ』(三五館 2013)を読む。
漢文教育については他の追随を許さなかった二松学舎大学の創立130周年記念事業として刊行された本である。創立者の三島中州の生い立ちに始まり、明治10年に開学した漢学塾、1928年以降の国語漢学教育者養成の専門学校、そして戦後に苦労の末に再建された大学の3つの時期を、紀伝体風に人物に焦点をあててまとめられている。夏目漱石や加納治五郎、

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