諌山創『進撃の巨人』(講談社コミックス 2010)の第1巻から6巻まで読んだ。
絵や話の展開は少し雑(若者向き)であったが、テンポ良く話が進んでいき、一気に6冊読破した。
50メートル級の正体不明の巨人が突如出現し、巨人の侵入を防ぐ壁の内側で、恐怖と不安に戦く残存する人類の姿が描かれる。
正体不明の人類共通の敵が出現したにも関わらず、相も変わらず沽券を振りかざし、団結とすべき時に分断を持ち込む人間の姿が印象的であった。
巨人と一戦交える軍隊を志望したにも関わらず、戦闘の現場から離れた宮廷の側近警備に就くために訓練に励む仲間との