『十八歳、海へ』

中上健次短編集『十八歳、海へ』(集英社文庫 1980)を少し読む。
表題作ともなっている『十八歳』『海へ』の2作の他、1960年代後半の時代の雰囲気を感じる短編5作が収録されている。
詩的小説というか、比喩表現巧みに登場人物の心模様が描かれるのだが、疲れた頭には上手く染み込んでいかなかった。
作者の生き方や考え方には共感するところが多いので、時間があるときに他の作品を読んでみたい。

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