『貧困と愛国』

雨宮処凛・佐高信対談集『貧困と愛国』(毎日新聞社 2008)を読む。
建前としての平等や反戦平和を金科玉条とする「戦後民主主義」に反発を感じ右翼活動から左翼活動へと転向した雨宮さんと、戦後民主主義の権化ともなっていた日教組に背を背け執筆活動に入った佐高氏が、プレカリアート運動や右翼団体、左系の団体について奔放に語る。雑誌の対談だったのか、内容的には散漫であったが、雨宮さんと佐高氏があけっぴろげに経歴を語る件は興味深かった。

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