平岩弓枝『はやぶさ新八御用旅:東海道五十三次』(講談社 2001)を読む。
読み終えてから知ったのだが、「はやぶさ新八御用帳」という江戸の町を舞台にした一連の捕物の小説のスピンオフ作品となっている。
肥前守の特命を受け、江戸から東海道を通って京都まで行く主人公隼新八に次々と不審な人物や不思議な出来事が襲いかかる。地図を片手に江戸から東海道の旅を一緒に味わおうと思ったのだが、用意したのが最新版の道路地図だったので、静岡県・江尻や三重県・桑名の漁港の様子など、現在と大きく異なっており、かえって想像するのが難しかった。
『はやぶさ新八御用旅』
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