蓮田と伊奈の市境あたりのサイクリングコース。車では見られない景色に出会うのが楽しい。
上尾公園前の県道51号線をずっと西へ向かって走った。荒川に架かる開平橋の様子。あまり通ったことのない道だったので、しばし「遠くへ来た感」に浸された。
開平橋のすぐ先にあったモトクロスバイクの練習場。2ストエンジン特有の爆音が鳴り響いているイメージがあったが、実際近くにいてもあまり耳をつんざくような音は聞こえてこなかった。競技用のモトクロスバイクも4ストが主流となっているようだ。
縁結びで有名な川越の氷川神社。連休の中日だったためか、外目にも大賑わいであった。
メイン通りから一歩入った菓子屋横丁の様子。皮肉になってしまうのだが、改めて自転車で回ってみて、声高に喧伝している「小江戸・川越」の街の薄っぺらさを感じた。確かにメイン通りは江戸時代の蔵の雰囲気が漂うが、一歩脇に入るとどこにでもある郊外型の住宅地が広がっている。商店街を抜ける裏道や小径などがなく、ごくありふれた住宅街にテーマ型のショッピングモールが併設されたような趣の街である。もう少し別の場所を回れば良かったのかもしれない。
県道256号線の脇にあった真新しい道標。家に帰ってネットで調べたところ、何の変哲も無い県道256号線であるが、かつての江戸と上州を結ぶ川越・児玉往還道であったとのこと。
坂戸を抜けて高麗川を越えて毛呂山まで来たが、向かい風が強く、花粉で目が痒くて仕方なかったので引き返すことにした。
写真には写っていないが、車一台がぎりぎり通れるほどの小さい橋で入間川を越えてきた。
入間川を越えて適当に走っていたら、川島町に通っていた頃の通勤路に出くわした。当時の車通勤では全く分からなかった豚舎の匂いに少し感激する。
川島町から荒川を越えて上尾に入ったところの道。マニュアル車のミラージュで通っていた頃を思い出す。
往復で100キロを軽く超える距離となったが、筋肉痛もなく楽しいサイクリングとなった。