『自転車五大陸走破』

井上洋平『自転車五大陸走破—喜望峰への13万キロ』(中公新書 1995)を読む。
タイトル通り、1987年6月から1993年の12月までの6年半の間に、世界5大陸を自転車で走破した旅(ほとんど生活)日記である。
乗っている自転車からカバンを盗まれたり、アフリカ・コンゴ民主共和国の反政府騒動の群衆に取り囲まれたり、南米・チリで友人を亡くしたりと、これまで読んだ20冊近い自転車旅の本の中でも一番の過酷な旅日記であった。
ちょうど冷戦の崩壊時期と重なっており、東欧諸国の風景やベルリンの壁の崩壊後の模様など、今となっては時代の流れを感じる内容である。
著者は50キロ近い荷物とともに1日百数十キロの旅を続けていた。ここまでの旅はできないが、1日に200キロ近く走れるくらいの筋力をつけるように日々のトレーニングを大事にしたい。

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