『アマルフィ:女神の報酬』

ハードディスクに録画してあった、織田裕二・天海祐希主演『アマルフィ:女神の報酬』(2009 東宝)を観た。
ドラマの展開の粗が目立ち、主演の織田裕二さんの勇姿と、美しいイタリアの町並みとサラ・ブライトマンの歌しか印象に残らなかった。
原作は同じ織田裕二さん主演の映画『ホワイトアウト』の真保裕一氏である。『ホワイトアウト』も今回の『アマルフィ』も、活字から浮かび上がる物語世界のスケールが壮大なだけに、実際の映像に頼らざるを得ない映画の表現世界の限界が見えてしまう。
こういった作品は小説で味わうべきであり、映画化すること自体に無理があった気がする。

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