土肥志穂『人はなぜツール・ド・フランスに魅せられるのか』(東邦出版 2006)を読む。
ちょうど先日読んだランス・アームストロングの全盛期にあたる、2000年代前半のツール・ド・フランスの観戦記である。
選手同士の熱い戦いだけでなく、裏方のチームスタッフの事情やスポンサーとの関わり、アシストに徹する選手など、表舞台だけでないツール・ド・フランスの魅力が垣間見えてくる。ランス・アームストロングの実力と人間性を褒め称えるような内容が多く、ドーピング違反が明らかになった現在では評価の分かれるところであろう。
『人はなぜツール・ド・フランスに魅せられるのか』
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