『ユタが愛した探偵』 コメントを残す 内田康夫『ユタが愛した探偵』(徳間書店 1999)を読む。 沖縄の巫女的な存在である「ユタ」をモチーフとしながら、沖縄の歴史や文化、基地の問題にまで踏みつつ、殺人事件も解決するという盛り沢山な内容である。殺人事件の方はやや影が薄くなってしまったが、一冊読んだだけで沖縄の地理に詳しくなった気がする。