『ハヤタとして、父として』

黒部進『ハヤタとして、父として』(扶桑社 1998)を読む。
初代ウルトラマンのハヤタ隊員役を演じ、その後も悪役俳優として活躍している著者が、ウルトラマンの撮影裏話から、家族5人での手作りアフリカ旅行、そして、あるべき学校教育・家庭教育の形について自由に語る。
ちょうど息子二人がウルトラマンにはまっていることもあり、バルタン星人の「リニューアル」やカラータイマーの謎、「シュワッチ」の掛け声の誕生秘話など、楽しく読むことができた。いささか凡庸な教育のくだりは余計だったか。

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