ハードディスクに録画してあった、『INOKI BOM-BA-YE2013!』(2014/01/03 フジテレビ)を見た。
大晦日の夜にド派手な演出の格闘技番組が姿を消して久しいが、北岡悟選手や青木真也選手のキレのある動きに目を見張った。
後半はオールドプロレスのような試合だったので、チラ見程度であったが、ミノワマンや石井慧選手などの決して金銭的には恵まれていないであろう格闘技愛がよく伝わってきた。
テレビで見た限りだが、審判が「ここだ」という場面できちんと止めていたので、スポーツとして安心して見ることができた。締めや関節に加え打撃もある中で、選手の動きを見極め、試合の興奮を背に受けつつも選手の生命すら預かるMMAの審判は、大変な技量と精神力が求められる。
それにしても「三日月」から真っ直ぐに入ったパンチの凄さを改めて実感する場面もあった。首を痛めた自分にとっては、その後のリハビリの大変さも合わせて痛みとして「ぐうっ」と伝わってきた。