『14歳』

千原ジュニア『14歳』(講談社 2007)を読む。
お笑い芸人「千原兄弟」の弟千原ジュニア氏の自伝的小説である。前半は不登校、引きこもりで熟成されていく多感な中学2年生特有の怒りが鬱々と描かれる。後半はその怒りの矛先がお笑いというリングに向かっていき、引きこもりを脱して未来へと駆け上がっていく青春小説となっている。
読みやすい文体で一気に読んでしまった。

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