『暗記だけでいいと思っている人のための地理のオキテ45』 森雄介『暗記だけでいいと思っている人のための地理のオキテ45』(中経出版,2014)を読む。 地理は地名や統計の暗記ではなく、地理的思考力が大切だと繰り返し述べる。しかし、結論はそれだけであり、たいして読むべきところがなかった。
『ゲバルトの杜』 渋谷のユーロスペースで代島治彦監督『ゲバルトの杜~彼は早稲田で死んだ~』(ノンデライコ 2024)を観た。1972年の川口大三郎くん事件を扱ったドキュメンタリー映画である。 途中かなり寝てしまったような記憶があるが、話の要旨は大体理解できた。川口くん事件後に結成された革マル派をパージした臨時自治会や早稲田行動委員会と革マル派の衝突などが丁寧に描かれていた。当時の映像も紹介され、雰囲気は理解できた。しかし、革マル派はどのようにみるのであろうか。