月別アーカイブ: 2023年8月

水戸〜いわき〜廃炉資料館〜浪江 第3日目

夏のサイクリング旅行3日目。
コメントやたくさんの「いいね」ありがとうございます。
今回はステムやサドルの調整を入念に行なっていたので、膝の痛みが全く出ず、3日目でもペダリングは快適だった。
いわき駅前のホテルを出発して、ひたすら国道6号線を北上した。浜通り周辺の県道や市道は坂がきついため、変わり映えしない国道をただ進むだけになってしまう。
途中富岡町にある東京電力の廃炉資料館に立ち寄った。ちょうどツアーガイドが始まる時間だったので、1時間ほど説明を受けた。地元の方への廃炉や処理水放出に関する説明を目的とした施設のためか、係員の方も動画のナレーションもひたすら低姿勢であった。地元への謝罪と安全に対する過信があったことを丁寧に釈明されていた。これから40年近くかかる廃炉の行程も分かりやすかった。

一方、原発そのものへの否定的な見解は一切抑えられていた。原発は国策なので、一企業が是非を表明する必要はないが、エネルギー政策に関する東電の考え方は直接伺いたかったところである。
いわき市から広野町、楢葉町、大熊町、双葉町、浪江町と走ってきたが、町の復興の違いにびっくりした。広野や楢葉、浪江は道の駅などもオープンして賑わいを取り戻していたが、大熊町と双葉町は国道以外、帰宅困難地域のままバリケードで封鎖されたままであった。コンビニどころか自販機すらなく、「捨てられた」町という佇まいであった。真新しい中間貯蔵施設の展示館だけが存在感を示していた。

結局台風の影響はほとんどなく、今日もカンカン照りの中を走ることとなった。昨日の夕方にすっ転んで顔を怪我した子どもが傷口が痛むと言うので、これ幸いと浪江駅から輪行で帰宅することとなった。
自分の趣味・勉強と子どもの成長を見守るための旅行だったが、一応の満足を得ることができた。ただ、服装や荷物の多さなど反省も多かった。次にいかしたい。

水戸〜いわき〜廃炉資料館〜浪江 第2日目

サイクリング旅行2日目。
水戸を出発して、国道6号線を基本に、ひたすら車の脇を走り抜けた。
朝7時からすでに暑くて、汗が滝のように出た。この歳になって、眉毛というものは顔の表情を作るものではなく、汗が目に入るのを防ぐ役割こそ第一義であると再認識した。重いリュックを背負っているため、シャツも汗でグッショリであった。
途中アクアマリンふくしまという水族館に立ち寄った。生き物全般に関心が薄いのだが、ストロマトライトやサンゴ礁、マングローブなどは興味をそそる。潮目の解説も改めて勉強になった。
5時過ぎになって、いわき駅近くのホテルに駆け込み、シャワーとコインランドリーを済ませ、やっと人心地が付いた次第である。

水戸〜いわき〜廃炉資料館〜浪江 第1日目

夏恒例の自転車旅行を敢行中。
今年は真ん中の子と2人で東北を目指す旅路に。
本日は霞ヶ浦大橋を経由して水戸駅まで100km強の行程でした。
午後になって陽射しが強くなったのと、コロナで体力が落ちていたこともありバテバテでした。
台風が近づいていることもあり、雨対策はバッチリでしたが、日焼け対策を怠ったのも疲労の一因でしょうか。
水戸駅のすぐ近くホテルなので、これから飲みに行きますか。

『恐龍はなぜ滅んだか』

平野弘道『恐龍はなぜ滅んだか』(講談社現代新書 1988)を読む。
タイトルの通り、6500万年前の巨大隕石の衝突と大規模火山噴火が恐竜が滅んだ理由だという結論である。ただし、それまでの前提の説明が長くて飽きてしまった。私の最も苦手する生物・植物の分類学に関する話が半分を占めており閉口してしまった。
ただし著者は生物が専攻ではない。早稲田大学教育学部で地球科学教室を担当され、同大学院理工学研究科地球・環境資源理工学専攻の教授でもあった方である。
気になったところを書き抜いておきたい。

  • 植物が最初に上陸に成功したのは、約4億年前のことである。この時以降、植物は体の支持と温度変化、それに乾燥からの防禦に優れたものが順次繁栄していくことになる。(シダ植物から裸子植物の針葉樹林、そして被子植物へと進化していく)
  • 200万年前から1万年前までの時代を、特に氷河時代と呼ぶ。この時代が、寒冷化傾向のピークで、世界的に4回の氷河期が知られている。
    現在のグリーンランドの氷河は175万平方キロメートルあるが、氷河時代の最大の氷河は、ヨーロッパの北緯49度、パリにまで下がった。その面積はグリーンランドの10倍、1850万平方キロメートルと計算されている。この最大の氷河の時代には、対馬海峡も陸となり、多くの動物がアジア大陸から渡ってきた。私たちの祖先も、その時に日本人になったのだと考えられている。
    この氷河時代は1万年前に終わりを迎え、5千年前には、縄文海進と呼ばれる温暖な時期があった。極地方の氷も融け、海水の量が増えたため、海水準が上昇した。日本でも、現在の関東平野の奥深くまでが海になり、関東山地との境界地帯や丘陵地に、縄文時代の遺跡が知られている。しかし、その後、地球はまた寒冷の傾向になった。
  • ちなみに、氷河時代とそうでない時の赤道海域の水温の違いは、わずか4度Cであるそうだ。

「希望の竿燈」

本日の東京新聞夕刊に、東北三大祭りの一つである秋田の竿燈が取り上げられていた。
1学期に取り上げた私大の入試問題に祭りに関する問題が出題されたので、簡単に復習しておきたい。

青森ねぶた祭り

秋田竿燈祭り

仙台七夕まつり

以上が「東北三大祭り」だが、東北6県の他の3県から指摘があったのだろうか。岩手、山形、福島の祭りも加えて紹介している観光サイトが多い。ただし、最後に取り上げる福島は、県全体を代表する祭りではなく、福島市だけの祭りであり、いわき市や会津若松市、郡山市では独自の祭りが行われている。このあたりは幕末の抗争を経て福島県が誕生した歴史に照らし合わせると面白いかもしれない。

岩手さんさ踊り

山形花笠祭り

福島わらじ祭り