本日の東京新聞夕刊に、群馬県伊勢崎市の小麦畑の写真が紹介されていた。
写真右側の紹介文に、収穫後は畑を耕し、水を張って稲作が始まると書かれている。米と麦の二毛作というと筑紫平野の広がる福岡県と佐賀県の専売特許だと思っていた。ネットで調べてみると、群馬県は水捌けの良い関東ローム層が県土の大半を占めているため、米よりも小麦栽培の方が適している土地だということだ。
また「二毛作」で検索していたところ、淡路島の玉ねぎも二毛作であり、稲の裏作として作られているのを知った。種まきは9月、定植(植物を苗床から畑に移して本式に植えること)が12月、そして5月から梅雨入りの直前までがタマネギの収穫時期である。稲作の裏作としてぴったりである。淡路島の温暖な気候が影響しているとのこと。