長谷川まり子『やってみよ!国際ボランティア』(双葉社 2001)をパラパラと読む。
著者は1965年生まれの女性で、30代でネパール農村部の女性のためのボランティア団体「ラリグラス・ジャパン」と出会い、後に代表となって人身売買被害者支援の活動を行うようになった”活動家”である。
前半は著者自身の活動や様々な国際ボランティアで活動している若者を取り上げ、後半はピースウインズジャパンや国境なき医師団、ハンガーフリーワールドなどが紹介されている。20年以上も前からミャンマーからバングラデシュに流入すロヒンギャを支援するブリッジ・エーシア・ジャパンというNGOがあったのは知らなかった。何事もとりあえず始めて、工夫しながら継続していくことが大切であると実感した。