本日の東京新聞朝刊より。
ここ数日、ウクライナ情勢がテレビだけでなくラジオ、新聞、ネットで大きく報じられています。北京五輪が終了したらと推測していましたが、パラリンピックが開幕する前にプーチン大統領が動き出しました。記事では小さい扱いですが、ロシアのウクライナ侵攻は中国の台湾侵略は同じベクトルにあります。
授業の最後でバイデン米大統領の世界戦略について触れました。半分がオンラインだったので上手く伝わっていないかもしれません。ロシアのウクライナ侵攻が正当化され、ウクライナに親露政権が誕生してしまえば、ユーラシア大陸の反対側に位置する中国の台湾侵略と台湾政府の崩壊がいよいよ現実のものになってきます。
そういった点を意識して、今回の期末考査は「ウクライナ情勢」と「中国情勢」の2つのテーマを論述課題としました。パラリンピックは3月4日に開幕して3月13日までなので、それまでは中国に動きは見られないと思います。ただし、みなさんはウクライナと台湾の問題を繋げる見方をしてほしいと思います。授業でもそうした国際政治のイロハを伝えてきました。