久石譲『感動をつくれますか?』(角川oneテーマ21 2006)を読む。
知っている話が続くと思いきや、10年ほど前に既に読了していた本であった。
映画音楽プロデューサーとして夙に有名な久石氏は、他者の評価や商業ベースに則った上で、作者自身の直感や感性を大切にするべきだと述べる。予定調和で全く冒険をしない作品はつまらないし、作者の独善的な判断に依拠しては次がない。そうしたプロの芸術家としての心構えを説く。
久石譲『感動をつくれますか?』(角川oneテーマ21 2006)を読む。
知っている話が続くと思いきや、10年ほど前に既に読了していた本であった。
映画音楽プロデューサーとして夙に有名な久石氏は、他者の評価や商業ベースに則った上で、作者自身の直感や感性を大切にするべきだと述べる。予定調和で全く冒険をしない作品はつまらないし、作者の独善的な判断に依拠しては次がない。そうしたプロの芸術家としての心構えを説く。
安斎育郎『科学と非科学の間:超常現象の流行と教育の役割』(かもがわ出版 1995)を読む。こっくりさんや超能力実験、当時バラエティ番組で話題だった霊媒師の宜保愛子さんや早稲田大学の大槻教授のやりとりを通して、オカルトや似非宗教の危なさについて指摘する。
本日の東京新聞朝刊に、中国とインドの間の国境未確定地域で両軍が本格的に軍事衝突をし、死亡者まで出たとの報道があった。記事によると、軍事衝突で死者が出るのは、1975年以来、45年ぶりである。
地図帳P27の南アジアの地図を見てください。パキスタンの首都イスラマバードから北西に400kmほどの、カラコルム山脈のところにラダク(Ladakh)と呼ばれる地域があります。地図の色で見ると、標高3,000mを超える山岳地帯です。
おそらくは、中国進出の背景にはパキスタンとの何らかの関係が含まれているものと推測できる。国際政治のセオリーは、「敵の敵は味方」です。インドの宿敵であるパキスタンに対し、中国が秋波を送ったのではなかろうか。