月別アーカイブ: 2020年3月

お花見ポタリング 楽しかったのに…

本日は天候も良かったので、上の娘と都心ポタリングに出掛けた。
上野駅周辺のパーキングに停めて、娘の中学校のラベルが付いたままのママチャリと、クロス化したマウンテンバイクという奇妙な組み合わせで、上野公園、秋葉原、東京駅、皇居二重橋、国会議事堂、六本木ヒルズ、日比谷公園、最後はアメ横までぐるっと回った。

学生時代に慣れ親しんだ場所を娘と一緒に自転車で走ることの、不思議さと充実感がごちゃ混ぜに

最後に自転車を車に積んで出発しようとしたところ、パーキング料金の表示に目が点になった。使い古された表現であるが、本当にびっくりすると、瞳孔が開きっぱなしになり、言葉を失うものである。
どうやら最大料金の時間帯を見誤って、制限時間の無い1時間2千5百円以上かかるところに5時間も駐車していて、驚異の1万2千円越えの駐車料金となっていた。人生最高額の駐車料金となってしまった。安いところを探し回っていて、焦って停めてしまった結果である。手酷い勉強代となってしまった。これまた、ありふれた表現であるが、帰り道のハンドルを握りながら、「とほほ」の

国立博物館を遠景に

国立科学博物館前

上野公園花見の様子

上野動物園前

不忍池方面を眺む

東京駅丸の内口

皇居

東京国立近代美術館 工芸館

国立劇場の桜を背景に

六本木界隈

六本木ヒルズ

天下一品ラーメン

岩槻に新しく開店した(と言っても、2・3年前になるが…)ラーメンチェーン店の天下一品に子どもたちを連れて行った。
順番待ちの列が国道からも見えるので避けていたが、コロナの影響で空いているだろうと、意を決して出掛けた。案の定、全く待つことなく案内され、こってりラーメンを味わってきた。子どもの舌には合わないかと思ったが、豈図らんや、「ヤバイヤバイ」と連呼しながら食べていた。

子どもとレイクタウン

真ん中と下の子とレイクタウンまでサイクリングをした。前回は片道約15kmの道のりをぐずった下の子も、今回は余裕があったようで、レイクタウンで楽しくゲームに勤しんでいた。

気温もグングン上昇して、行きよりも帰りの方が桜の開花も豪勢であった。

『三面記事小説』

角田光代短編集『三面記事小説』(文春文庫 2010)を読む。
実際に起こった殺人事件や、殺害依頼、薬物混入などの猟奇的な事件に着想を得て、サスペンスドラマに仕立てた短編小説である。宇治拾遺物語や今昔物語集の作品を典拠とした芥川の短編小説に近いものがある。

6つの作品が収録されているが、共通して女性の嫉妬や複雑な家族関係がテーマとなっている。女性同士の関係の中で発生しやすい同調圧力が、やがて殺人にまで増長してしまう恐怖を描き出す。

『妖花の館』

末廣圭『妖花の館』(双葉文庫 2007)を読む。
「長編サスペンス・エロス」と紹介されているように、エロスのシーンが大半なのだが、一応ミステリー仕立てとなっている。往年の名作「日活ロマンポルノ」をノベライズすれば、このような作品になるのであろう。
「鰓」という漢字を初めて知った。