友田博通『ベトナム町並み観光ガイド』(岩波アクティブ新書 2003)をさらさらっと読む。
タイトルから想像するに,ベトナムについての楽しい観光ガイドかと思いきや,建築学を専攻する大学教授の著者が,かなり学術的にベトナムの住居の作りや都市設計について語るものであった。
1980年代のバブル期の日本のように,庶民の息づかいが聞こえる町が区画整理やビルによって駆逐されていく光景が広がる。宗教的にも近く,国内の地域による雰囲気の違いなど,日本に近い国だと感じた。
友田博通『ベトナム町並み観光ガイド』(岩波アクティブ新書 2003)をさらさらっと読む。
タイトルから想像するに,ベトナムについての楽しい観光ガイドかと思いきや,建築学を専攻する大学教授の著者が,かなり学術的にベトナムの住居の作りや都市設計について語るものであった。
1980年代のバブル期の日本のように,庶民の息づかいが聞こえる町が区画整理やビルによって駆逐されていく光景が広がる。宗教的にも近く,国内の地域による雰囲気の違いなど,日本に近い国だと感じた。
三井美奈『イスラエル:ユダヤパワーの源泉』(新潮新書 2010)を読む。
読売新聞社イスラエル支局長を務めた著者が,イスラエルとアメリカ民主党との深い関係や,米国の威力を背景に世界中から移民を集めつつ軍事ネットワークを張る強かさ,パレスチナとの紛争を通じて培われた防衛産業の現状など,日本からは心情的に遠い国の実情について分かりやすく説明されている。