日別アーカイブ: 2016年12月15日

『40歳からの記憶術 想起力で差をつける』

和田秀樹『40歳からの記憶術 想起力で差をつける』(ディスカヴァー新書 2012)を読む。
単に「情報」をむやみに頭に詰め込む暗記術ではなく、受験からはるか遠ざかってしまった40代でも、効果的に記憶し、仕事の現場で活用する「知識」に高めていくコツが分かりやすく説明されている。

  1. テーマにそって、新しい情報をインプットしながら、文章にする。
  2. 何度も使う。
    名前は、「○○さんは」と、会話の中に入れて、声に出して繰り返し言いながら覚える。
    メールでは、社名や役職名、フルネームで宛名を書き、文中でも使うようにする。
  3. エピソード記憶二する。
  4. 覚えたい事柄について、納得するまで理解を深める。
  5. インタレストをもつ。
  6. コンセントレーションの落ちない状況に自分を置く(十分な睡眠)
  7. 情報を保持・貯蔵するには、復習・反復練習!
  8. リハーサルを重ねる。
  9. 周辺情報をくっつけて、キューをちりばめておく。
  10. 感覚器や身体活動も含めたセットとして覚える。
  11. 出力がスムーズに続く、つながり(経路)をつくる。
  12. 覚えることを減らす。
  13. 入力の割合を下げ、出力の割合を上げる。
  14. 緊張しないでいられる状態をつくる。
  15. 出力の機会を増やし、想起の習慣をつける。
  16. 効果的なアウトプットから逆算してインプットする。
  17. 知識を加工して覚える。
  18. 覚える項目は減らしても、一つひとつの付帯情報は増やす。
  19. スピーチなどでは、原稿、シナリオを用意する。
  20. 想定問答を作って、誰かとロールプレーイングを行う。