本日、2時間半かけてクロッシムのタイヤを交換した。
本やネット上の動画を参考にしながら、Amazonで注文した700×25cタイヤと米式バルグのチューブに交換した。
途中新品のタイヤがリムに入らず四苦八苦したが、「最後リムに嵌めるコツ」という動画を参考に真似したら何とか成功した。
月別アーカイブ: 2015年9月
参院本会議中継
先ほどから、戦争法案の採決を巡る参院本会議のテレビ中継を見ている。
問責決議や不信任決議など一連の動議が全て否決となり、安全保障関連法案の採決を残すところとなり、各党代表からの最後の主張が続いている。
最初に壇上に立った民主党の福山哲郎幹事長代理の話が、大変印象に残った。集団的自衛権行使が明らかな憲法違反であり、戦争法案と指摘される度に論点を誤魔化してきた安保関連法案の問題点をきちんと浮き彫りにしながら、この法案が決して国民を守るものではなく、立憲主義と平和主義、民主主義を壊すものであり、これからの反対運動を鼓舞する言葉で締めくくっていた。
テレビを見ながら打っているので、文章が変になってしまうが、まあいいだろう。
これからの運動の内実と拡大が問われるのである。
自民党や公明党は外国からの脅威に対しる抑止力と国際貢献を訴えるが、改めてここ十数年の安保関連法案の地ならし的な社会の変化に驚いてしまう。国際協力や国際社会と我々はグローバル社会に対して貢献していくことを何の疑いもなく正しいものとしているが、そもそも集団的自衛権の行使による国際貢献の「国際」とは一体何だろうか。結局の話、国際貢献とは日米安保体制の強化以外なにものも意味しない。
また、小泉政権の頃から続く北朝鮮脅威論や中国敵視論は、マスコミの力であたかも日本の存立を根底から脅かすものだという論理にすり替えられてしまっている。ではこれまで日本が実施してきた平和外交はいったい何だったのだろうか。日本の侵略戦争が引き金となって、日本国家自身が敵を作ってきたのである。それでもまだ戦後数十年の積み上げの中で、互いに歩み寄りながら、草の根交流を繰り返しながら、対話の回路を作り上げてきたのである。その対話の回路の担保となってきたのが、憲法9条なのである。自民党のいう北朝鮮が数百発のミサイルを日本に向けているから、憲法9条を変えて、自衛力を高めるというのは、これまでの日本国憲法に縛りの保証のもとに進められてきた日中、日韓の平和外交の歴史の否定である。
戦後から70年という時間が流れた。
決してこれまでの70年、平和主義、民主主義が万全に機能してきたとは思わないが、まだ自民党の議員の中にある、米国追従ではなく、独立国家としての威厳を保とうというプライドが、結果として米国型の覇権主義とは違う道を選んできた。
先ほどの民主党の福山幹事長代理の言葉にもあったが、曲がりなりにも保守の立場を保とうとしてきた自民党の歴代の内閣の矜恃を踏みにじるのが、安倍政権の正体である。
さて、私には何ができるのか。体調不良が続くが、しっかりと考えてみたい。
「告発人」大募集
以下、メーリングリストより転載します。
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憲法違反の「戦争法」に賛成する国会議員を刑事告発!訴え(刑事告発人)募集!
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●「告発人」大募集
告発人の受付期限 9月12日(必着)
告発人の同意書 ⇒ http://kyoukasyosaiban.web.fc2.com/sennsouhou-no/4.pdf
訴え(告発人)の大募集!チラシ
⇒ http://kyoukasyosaiban.web.fc2.com/sennsouhou-no/1.pdf
9月14日 「告発状」 ⇒ http://kyoukasyosaiban.web.fc2.com/sennsouhou-no/2.pdf
「憲法違反の戦争法に賛成する議員を訴えませんか?(刑事告発)」
ホームページ ⇒ http://bit.ly/1NbRTLk
●各地の検察庁へ訴えませんか(刑事告発)
検察庁へ訴えの書面(告発状)
⇒ http://kyoukasyosaiban.web.fc2.com/sennsouhou-no/2.pdf
ビンディングデビュー
模試の講評
皆さんの解答用紙を見たところ、記号式の選択問題は比較的取れているのですが、記述式の問題の出来がおしなべて芳しくなかったです。本文の内容がある程度読み取れているのに、日本語の文章表現に難(主語がはっきりしない、文章の流れが悪い、句読点や接続詞を全く使っていないetc.)があるために、ほぼ100%の答案で不正解もしくは減点となっています。また、記述問題に時間が掛かりすぎてしまったのか、全体の時間配分が失敗した答案も数多く見受けられました。文章の滑らかな解答もあったのですが、肝心のキーポイントが抜けてしまい減点となっている答案も少なからずありました。是非、答案が返されたら気の置けない友人に自分の答案を読んでもらってください。
マーク形式の問題であればさほど心配は要らないのですが、数十字程度でキーワードを用いてきちんと説明する力は、現代文と古典の別、大学入試の形式を問わず、就職試験や各種検定、公務員試験などで勝ち上がっていくための必須の力となります。大学入試以上の記述の「構成力」と、高校入試までの「穴埋め式」説明問題の解き方は、全く別物といっても過言ではありません。
「AもBも、CなのでDである」「AとBは、Cの点で違っている」「AはBである。しかし、CはDである」「AはBなので、CがDになるから」といった修辞法を用いながら答案を構成する、いわゆる「日本語ライティング」の力を身に付けていく必要があります。また、こうした記述の力に正解というものはありません。自分でこなれていくしかありません。しかし、限られた授業の時間の中で一人ひとりの説明する力をフォローすることは大変難しいのが現状です。
事務的な連絡事項を大勢で共有したり、絵文字などを使いこなして感情を”ストレート”に表現したりすることは、皆さんの方が我々教員よりも優れていることでしょう。しかし、模試や入試では、採点官に本文の内容を理解していることを”アピール”する技術が問われてきます。国語の勉強の範疇に捉われず、主語を入れ替えたり、挿入したりして文章を推敲する時間を大切にしてください。記述問題を自分のものにできると、理科や社会といった教科が得点源になります。
受験のアドバイスからやや離れますが、「The pen is mightier than the sword.(ペンは剣よりも強し)」という格言にある通り、憲法や民主主義といった抽象的な考え方を作ったり守ったりする力の源泉は文章にあります。武力で平和は作れません。金で民主主義を作ることはできません。相手を納得させる、説得する文章を書く力を伸ばしていくことが、大げさですが、やがては平和や立憲主義を支える礎になっていくと期待しています。