村上由美『声と話し方のトレーニング』(平凡社新書 2009)を読む。
声や話し方といったものはその人の個性であり、鍛えたり治したりするものではないという考え方が日本では一般的である。
しかし、言語聴覚士の著者は、声や話し方は、不足している筋力トレーニングや音声外来による治療、意識的な生活習慣で大きく変わると述べる。
精神的なものなのか、肉体的なものなのかは不明だが、ここ半年ほど、大きな声を出そうとすると呼吸が苦しくなり、無理に声を出そうとするので口籠った声になってしまうことが延々と続いている。解決のヒントになればと思いながら読んでいった。
体幹トレーニングや首回り肩周りのストレッチ、舌の動かし方など、医学的な根拠に基づいた解説とイラスト入りで分かりやすかった。
まだ原因は不明であるが、参考にしてみたい。
『声と話し方のトレーニング』
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