2011/07/22
駿台予備学校「難関大学入試研究会」に参加してきました。
テキトーにお読み捨てください。
■少子化
2012年度:受験人口74.1万人、入学定員65.7万人
大学を選ばなければ入れるが、難関校の志願者は変わらないor増えている。
☆東大・一橋大
例年と傾向は変わらず。「理高文低」の流れ
☆主要国公立大学
東工大および医学部医学科が後期をほぼ廃止したため、横浜国立大学や千葉大、東京農工大、電通大あたりに受験生が流れている。
☆早慶の動向(方向性が異なる)
早稲田大学→センター利用入試の募集を増やし、国公立大型(5教科)の生徒への門戸を広げている。
慶応大学→センター利用入試の募集を減らし、記述型の入試に重点を置きつつある。
■2012年度センター試験の指導に向けて
変更点に注意
・出願時に地歴、公民、及び理科の「科目数」を申し出るが、以降の変更は一切不可
「理1ー歴公1、理1ー歴公2、理2ー歴公1、理2ー歴公2」の4パターン
・同一高校内でも、上記のパターンで試験会場が分かれる可能性がある。
・過剰受験科目(地歴公民を2科目受験した場合)について、大学によって第1解答科目を採用する場合と、高得点を採用する場合に分かれるので注意。
・志願票の記入がやや複雑
生徒の誤記入に注意、教員の誤指導に注意。出願「失格者」を出すことのないように。
■2012年度入試結果を見て、現高2生が高3となる2012年7月にセンター試験の実施方法や入試科目、配点などが変更になる可能性あり。
■センターの科目や内容がどんどん変更になるので、国公立大学やセンター利用入試では現役生が有利な状況が2〜3年は続く。
■国公立志望、私大志望問わず、センター5(6)教科7科目の勉強、そして指導が求められる。