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『住宅ローンが危ない』

山下和之『住宅ローンが危ない』(平凡社新書 2006)を読む。
執筆当時、長期金利が上昇していた時期であり、全般的に短期変動金利の危険性を指摘するものであった。特に借り入れ額が大きく、長期に渡って返済を続けざ るを得ない人に対しては、フラット35などの全期間固定金利しかないと説明する。返済期間が10年ほどで、借り入れ額も少ない場合のみ変動金利の選択の余 地があると説く。