先日、職場で3〜4年ほど愛用していた電子辞書を失くしてしまった。仕事にも差し支えが生じるし、英語の勉強にも不便を来していたところだ。
これを期に様々なコンテンツが入っているもっと性能のよい辞書が欲しくなり、新しく電子辞書を購入する運びとなった。そこで、インターネット上を物色しているうちに、国語学界の権威であらせらる「日本国語大辞典」が収録された電子辞書があるとの情報を得た。そして、その辞書の存在を確かめるや否や、突然にここ数ヵ月忘れかけていた学問意欲が心の内奥から湧出し、この辞書を活用した博学な学究生活が眼前に現出してしまい、ふと気付いたらポチッとネット通販の注文の手続きを終えていた。
カシオのXD-GW6900という最新機種の一つ前のタイプで、しかも展示品ということで2万2千円で買うことが出来た。日本国語大辞典だけでなく、日本語類語辞典や百人一首、ブリタニカ国際大百科事典などあれやこれやで100近くの辞書、辞典類が収められているので、一日中見ていても飽きない。バックライトも付いているので、昨夜は布団の中でもポチポチと画面とにらめっこ状態だった。