矢口史靖監督『スゥイングガールズ』(東宝 2004)を新しくさいたま新都心に出来たシネコンへ観に行った。
展開といい、のりといい、まんま『ウォーターボーイズ』の女子高生版だが、楽しく見ることが出来た。ちょうど高校生や専門学校生が描くような漫画チックなドタバタ劇なのだが、出演者のべたな演技がかえって新鮮でさわやかな作品になっている。
ちょうど田舎を唄うフォークソングが都会の人に支持されるように、こうした高校生の青春ドラマは当の高校生や大学生よりも、精神的にも肉体的にも青春時代の終わりがやってきた30代の大人が観て感動する作品なのであろう。
『スゥイングガールズ』
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