Bing編集部編『27歳の転機』(メディアファクトリー)を読んだ。
60人程の各界の著名人による27歳という人生のターニングポイントを振り返るエッセー集である。その中で印象的な言葉が幾つかあった。
「人生思い通りにはいかないよ。だから、思いどおりにやればいいんだ」
「27歳というのは自分ではもう年かなと思うかもしれませんが、社会的にはまだまだ若い年齢です。夢中になれる時期なのです。後期青年期と呼べる時代です」
私自身25で大学5年生を送っていたときは「もう歳だ」と感じていたが、現在27で社会人生活を送っていると、「30までの2・3年、まだ勝負できるな」と考えてしまう。あの時あれをやってればと後悔することが多い。どのような人生を送ろうと後悔はつきものだが、「バリケード」を越えてしまった今の立場からもう一度「自分」を捉え直していきたい。
「若いうちはすべての規則に従ったほうがいい。そうすれば年をとってから規則を破る力が手に入る」
―マーク・トゥエイン―