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『僕の彼女はサイボーグ』

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新春に録画した、綾瀬はるか・小出恵介主演『僕の彼女はサイボーグ』(2008 GAGA)を観た。
アイドルが主演したありきたりなラブコメかと思っていたが、最後に過去に戻ってどんでん返しもあり最後まで飽きることがなかった。途中突っ込みどころが散見されるが、サイボーグ役の綾瀬はるかさんの笑顔がかわいく、それだけで満足する映画であった。
しかし、家の20インチのアナログのモノラルテレビだと、シネスコサイズに合わせるため画面の上下が黒くなり、実質14インチ位の画面になってしまう。さらに暗い画面は黒で潰れてしまい、映画の持つ訴求力は感じられなかった。

『パラノーマル・アクティビティ』

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「毒に妻づかれ」、いや「妻に毒づかれ」ながら、子どもをお風呂に入れて、そそくさとララガーデンに行き、オーレン・ペリ監督『パラノーマル・アクティビティ』(2007 米)を観た。
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のような低予算ながら本質的な恐怖を描くホラーというふれこみであったが、見事に期待はずれの作品であった。『呪怨』を安くリメークしたよう な内容で、重低音の効果音と突然の物音で驚かす「お化け屋敷」的な仕掛けでの連続で、期待した分だけ肩すかしを食ってしまった気分である。

『アバター3D』

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下の子どもをお風呂に入れてから、幸手にあるシネプレックスへ、ジェームズ・キャメロン監督、シガニー・ウィーバー主演『アバター3D』を観に行った。
映画を観終わって、トイレに行って用を足し、映画館を出てからも、心臓のバクバクとした鼓動が止まなかった。内容や映像の壮大なスケールは言うまでもないが、それ以上に、この映画を観たことそのものに感動が押し寄せてきた。
宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』や『もののけ姫』に似たようなテーマで、「人間対自然」「文明対未開」という二項対立の単純な枠組みの物語であった。しかし、アニメ以上に神秘的かつ人間的なアバターへの感情移入がそのまま自然へのストレートな感情に繋がり、「近代」化を批判するメッセージが心の底から伝わってきたように感じた。
ただ一つ心配なことは、これほどの映像美に触れてしまったので、これから観る2D映画の映像に感動しなくなってしまうのではないかという危惧である。

『サロゲート』

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下の子をおふろに入れて、髪の毛も半ば濡れたままララガーデンへ出かけた。
ブルース・ウィリス主演『サロゲート』(2009 米)を観た。
ベッドに寝たまま、理想の姿で思いの通り動かすことのできる「サロゲート」と呼ばれるロボットを巡るドタバタ劇である。ジョナサン・モストウ監督の過去の 作品である『ターミネーター3』に似たようなシーンもあり、「ザ・SF映画」といったようないかにもハリウッド的な展開の映画であった。
「セカンドライフ」のアバターが現実世界を歩き回り、「ロボットの功罪」や「真の人間性」など色々なテーマのつまった深い内容であったのだが、どんどん話をすっ飛ばしながらクライマックスに向かって話は進んでいく。

『フォースカインド』

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仕事の帰りにララガーデンへ、オラトゥンデ・オスンサン監督映画『フォースカインド』(2009 米)を観に行った。
西口でラーメンを食べて、たまたま時間がちょうどよかったので観ることにした。『エクソシスト』のようなホラー映画かと思っていたら、意外や意外、『未知との遭遇』のような宇宙人映画であった。10年前に録画されたというビデオ映像も出て実話のような形式をとっているのだが、最後までうさんくささがつきまとう内容であった。