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『アウトレイジ』

春日部のララガーデンへ、北野武監督・脚本・編集『アウトレイジ』(2010 ワーナーブラザース)を観に行った。
「親子」や「兄弟」といった暴力団同士の仁義の絆が崩壊し、本家を巻き込んだ抗争に発展していく過程を描く。また、暴力団と警察の裏の関係が蔓延っている現実も示す社会派映画になっている。
派手な暴力シーンや銃殺シーンが延々と続き、ストーリーも時間軸に沿って一直線上に展開していくため、観ているうちに段々慣れてしまい、後半は少し飽きてしまった。
10数年前に観た同監督作品の『ソナチネ』のようなわき上がるような恐怖感を感じることはなかった。

『パリより愛を込めて』

子どもをお風呂に入れて、久しぶりにララガーデンへ出かけた。
リュック・ベッソン原案脚本、ジョン・トラボルタ主演『パリより愛を込めて』(2010 仏)を観た。
ありがちなストーリーとありがちなドンパチで、「ザ・B級映画」という雰囲気の映画であった。ツッコミどころ満載だったのだが、スピード感があったので飽きることはなかった。

『シャッターアイランド』

子ども二人をお風呂に入れ、春日部ララガーデンでマーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演『シャッターアイランド』(2010 米)を観た。
前宣伝では、絶海に囲まれた孤島から逃げられないというミステリーやらトリックを強調していたが、実際は宣伝とは全く異なる内容であった。内容は良かったのに、宣伝に騙されたような気がして腑に落ちない。
展開としては数年前に観たM・ナイト・シャラマン監督『ヴィレッジ』に似ている。