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『深呼吸の必要』

テレビで放映された、篠原哲雄監督『深呼吸の必要』(2004 日)を観た。
宮古島を舞台にした、サトウキビ刈りの泊まり込みアルバイトに申し込んだ若者のたちの青春映画である。若者といっても20代~30代であり、皆日常の真っ当な生活から逃げてきた脛に傷を持つ者たちである。そうした若者たちがサトウキビ刈りというひとつの目的に向かいながら助け合いながら、やがて自分に自信を取り戻していく。
高校生を主人公にした類似の映画はたくさんあるが、無理に感動の場面を作ったり音楽で盛り上げたり演出が喧しい。それに比べ、この作品は淡々としているが、その分だけ小説を読むような雰囲気で自分自身と対話しながら観ることができる。印象に残る作品であった。こういう作品こそ映画館で観たかった。

『ホット・チック』

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テレビで放映された、ロブ・シュナイダー主演『ホット・チック』(2002 米)を観る。
太古の不思議な力を秘めたイヤリングの力で、女子高生とこそ泥のおやじの体が入れ替わってしまうというコメディである。
谷原章介、塚地武雅主演の『ハンサムスーツ』(2007 日)に似たような展開で、外見が変わってしまうことで逆に内面の素直さが、劇中の登場人物だけでなく、観客にも同時に伝わってくるハートウォーミングな話であった。

『フランティック』

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テレビで放映された、ロマン・ポランスキー監督、ハリソン・フォード主演『フランティック』(1988 米)を観た。
パリを舞台にしたシリアスな大人のサスペンスに仕上がっている。
確か中学高校時代に映画館まで観に行った記憶がある。ちょうど『インディジョーンズ』で主演のハリソン・フォードの名前を知っていたので観に行ったのだろう。見終わった後、インディジョーンズのように、鞭や超人まがいの体力でピンチ危機を気に抜けないハリソンフォードにがっかりしたという話を友人と交わした記憶が残っている。

『赤い文化住宅の初子』

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テレビで放映された、タナダユキ監督『赤い文化住宅の初子』(2007 フィルムパートナーズ)を観る。
昭和の貧乏物語の現代版である。父親が失踪し母親が病死した、孤児の兄弟の生活を描く。生活保護なども活用されず、中学校の担任からも見捨てられるというあり得ない設定なのだが、主役の東亜優さん始め、くせのある俳優が妙な雰囲気を醸し出している。

『ちょんまげぷりん』

子どもお風呂に入れて、久しぶりにララガーデンへ映画を観に行った。
中村義洋監督、錦戸亮・ともさかりえ主演『ちょんまげぷりん』(2010 ジェイストーム)である。ふざけたタイトルなので、アニメかと思ったが、ヤフー映画の評価が高かったので、少し期待して観た。
何気ない夫婦のすれ違いがテーマなのだが、主演の二人の演技に引き込まれ、ついうるっときてしまった。