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『セーラー服と機関銃』

地上波で放映された、薬師丸ひろ子主演、相米慎二監督『セーラー服と機関銃』(1981 東映)を観た。
ひょんなことからたった4人しかいない暴力団の組長となる女子高生の成長が描かれる。演出は多感な少女の成長を撮らせたら右にでるものはいない相米しんじ監督である。主演の薬師丸ひろ子さんの表情が冒頭とラストでがらりと変わっていくのが驚きである。
ストーリーの展開には少々無理があるが、昭和時代の香りのプンプンするノスタルジック映画として楽しむことができた。東京という都市の持つ良い意味でのいかがわしさが表現されていたように思う。

ここ最近、ポッドキャストで『ライムスター歌丸のウイークエンドシャッフル』という番組を聴いている。先日、映画紹介のコーナーで『サマーウォーズ』や『おおかみこどもの雨と雪』で知られる細田守監督が80年代の好きな映画ベスト5を紹介するという企画があった。その中で細田監督は相米慎二監督の作品で工藤夕貴主演作『台風クラブ』と斉藤由貴主演作『雪の断章−情熱−』の2つを上げていた。

宇田丸氏も指摘していたが、相米慎二監督作品と細田守監督作品の共通点が浮かび上がってくる。私が大好きな映画『お引っ越し』も相米慎二監督作品であるが、その脚本を務めた奥寺佐渡子さんは細田守監督作品も多数参加しているそうだ。

脚本によって、

『スティール』

地上波で放映された、ジェラール・ピレス監督『スティール』(2002 米)を観た。
あまり有名でないキャスト、そして、ちょっとした爆発とカーアクション、お色気、これぞハリウッドB級映画と言わんばかりの作品であった。
子どもが脇で騒いでいる中の鑑賞であったが、伏線やテーマを考えたりせずに漫然と楽しむことができた。

『わが街』

地上波で1年以上前に放映された、第42回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作、ローレンス・カスダン監督『わが街』(1991 米)を観た。
人種差別や言われようのない暴力、家族離散など人間の絆がなくなっていくロサンジェルスに暮らす市井の人々の生活を描く。原題が『Grand Canyon』となっており、最後は登場人物全員がグランドキャニオンに臨むシーンで終わる。地学的な時間に比べれば本当にちっぽけな存在に過ぎない人間の人生を達観したような登場人物たちの表情が印象的であった。

『いかレスラー』

地上波で放映された、河崎実監督『いかレスラー』(2004 日)を観た。
いかレスラーとたこレスラー、そしてシャコボクサーとの対決に纏わる人間ドラマである。下らないとも言えるし、プロレスへの思いが伝わってきたとも言えるし、異文化理解と賞することもできる、何とも言えないB級お馬鹿映画である。あまりの突拍子のなさに最後まで飽きることなく堪能してしまった。途中、よく目にする埼玉県越谷市の越谷駅近くの元荒川の河川敷のサイクリングロードの風景が出てきて、思わず親近感が湧いてしまったのも一因としてあるかもしれない。

『ミスティック・リバー』


地上波で半年ほど前に放映された、クリント・イーストウッド監督『ミスティック・リバー(2003 米)を観た。
過去に性犯罪にまきこまれた少年やその友人たちが、25年経って、ある殺人事件で出会う警官やチンピラ、家族円満と離縁といった対照的な生き方

しかし、随分話の脈絡が掴みにくいと思ったら、3分の2ほどにカットされていたようだ。また、吹き替えも作品の雰囲気を壊しており、実際にスクリーンで観たかった映画であった。